子育て・介護に役立つ許しのワークとフラワーエッセンス１

介護の時に役立った許しのワークとフラワーエッセンスの紹介をしたいと思います。
私は子供がいないのですが、でも、介護体験のイライラ・怒りは子育てに通じるものがあるので絶対に役立つ信じています。

母はアルツハイマー型認知症でしたので、一分前に話したことも忘れるので、同じことを何回も何回も話してきます。
なので、一日30回～50回位同じことを言われるとかもありました。
でも、そのたびごとに、「そ～だね～」というように、否定せず、しかも、話の内容によっては「おか～さん、すごいね～」と褒めるようにしていました。

母と昔の歌謡曲とかのビデオを観るときも、同じものを一日ずっと流したりしていました。（ごめん、おかあさん、だって、番組替えるの面倒になっちゃって・・・）

母は内容を忘れるので延々見ることができますが、介護生活の最後二年間ぐらい同居した姉は耐えられなかったみたい・・・

私は介護のプロとして、認知症の人の話を否定したりプライドを傷つけるようなことをすると、怒ったり不穏になったりすることを知っていたから、いずれも毎回新しいことのように受け止めていました。で、母校のアロマセラピースクールで講師を務めさせていただいた介護アロマセラピーのワークショップ中に、
「それって、スゴイですよね」って言われました。今考えると、私自身、私の事、仏様の様だなって、思っちゃいます。他人ごとのように。もちろん、私も母以外の人に対しては、こうはいきません。当たり前の話。

で、「どうして、そんなことができたんですか？」って質問がありました。そこで、すかさず答えたことは・・・
「フラワーエッセンスで、母親への恨みや憎しみの感情を捨てるようにしておいたからです」でした。（これが、他の人に同じことをされたら怒ってしまうかもしれない理由ですね）

といっても、母親が暴力をふるったとか、コントロールママとかだったわけではありません。
私の事を放任気味だったけど、でも、母の事は好きでした。
おっかない父のことが大嫌いだったので、対比としても、好きだったのです。

ところがです。
フラワーエッセンスを使うようになって、自分の心の中を色々知るようになってから、物凄い量の母親への恨みがあったことに気が付いたのでした。
しかも、父親に対してよりも！
これは意外でした。

でも、考えれば当然で、通常は、母親と子供のきずなの方が強いですから当然と言えば当然です。さて、私の母への怒りの内容というと・・・
言葉が話せない頃に泣け叫んでも来てくれなかったこと、
一歳半ぐらいのある日突然、一緒に寝てくれなくなったこと、
小二の時に私の絵を褒めてくれなかったこと
小四の時に欲しかったブーツを買ってくれなかったこと
エトセトラエトセトラ・・・
（私は幼いころの記憶力はいいのです）
それまで蓋をしていた母親への恨みが沢山お腹の中から出てきました。

沢山思い出した母への怒りは、くだらないことに見えても、みんなそれが私の性格形成に関係していることにも気が付きました。

人生は助けを呼んでも救われない
私はある日突然人から嫌われる・・・それも理由も分からず
私の価値観は認められない
自分はブーツの値段よりも価値の低い人間だとか・・・

ということで、恨んでいる内容とともに、付随する価値観を捨てるというようなことをしました。

フラワーエッセンスの助けを借りて。
これをすると、すごく、楽になりました。昔沢山持っていた劣等感がかなり減りましたから。
（こんなこと言うと嫌味っぽいですが、私小学校6年間学級委員に選ばれる優等生でした。でも、子供の時から劣等感に常に悩んでいました）

しかも母親の恨みを捨てることもテキメンに役立ったのでしょう。
母の介護はすごく楽しいものになりました。
アレをしておかなかったら、手を挙げていたかもしれません。
私の身長は17２センチ、母150センチ未満。
体格差ありすぎで、母に手を挙げたら、吹っ飛んで骨折してたでしょうね、きっと。
暴力沙汰で警察に行かなくて良かった～。

でも、笑いごとではありません。
中学の同級生で、極めておとなしそうな人が、親の介護をしていて「何回も手を挙げたことがある」「毎日親に殺意を抱いていた」って言っていたので。
なので、介護をしている方、これから介護生活に入りそうな方に対して、自分が介護をしなくてはいけない人への恨みを手放すワークをお勧めします。

って、言われて直ぐにやる気にはならないと思いますが。フラワーエッセンスの相談に来る人にも薦めますが、なかなか難しいみたい。
特に親との確執を抱えている人たちにとっては。親との確執ある人に、特に勧めたいのですが・・・
まあ、その気持ちも分かるので、無理には勧めません。
でも、自分がしておいて、ほんとに良かったと思っているので、とてもお勧めします。

そして子育てにも役立つはずなのでお勧めします。
両親に対しての恨みを捨てておけば、子供に対しての怒りがとても減るはずなので。
それについての理由は、また次回に。