性格や行動に影響する親子関係

歳がばれちゃうけど・・・

最近の私は、物覚えが悪い。
(年のせいで、しょうがないけど・・・)

でも、私は母のお腹の中にいたことを思い出したり、言葉が話せなかった小さな時のことを覚えていたりする。




何個かある、そんな思い出の一つ。

まだ、「まんま~」としか発音できなかった頃。

「まんま」しかしゃべれなかったので、1歳ぐらいでしょう。

おなかは空いているし母の姿が見当たらないので、台所にハイハイして行って、

「まんま~」

って、叫んだ。

けれど、母の姿は一向に表れない。

お腹が空いているから叫ぶのも疲れて、叫ぶのを止めた。

今考えれば、泣け叫べばいいのに、泣きもせず私は、むなしい気持ちで、諦めたのでした。

「あ~あ」って感じで。

そのことは、ある程度の年になってから、ずっと覚えていたけれど、フラワーエッセンスや心理の勉強をするようになって気が付いた。

私の「したいことをする前からあきらめる癖、欲しいものをトライする前からあきらめる癖」は、ここから来ていたんだ!って。



求めても答えが返ってこない。

ならば、傷つくのは嫌だから、求めるのはやめよう。

そんな人生への態度が、この時からできてしまっていたんだって。




それに気が付いてから思い出したことの一つ。

こどもの頃、うちは貧しかったから、私は、色々欲しいものを我慢してきた。

ある日、父親が、英語学習の音声テープ教材を買ってくれると言った。

内心はすごく嬉しかったけど、でも、うちの家計の状態を知っている小学校高学年の私は、

「いいいです」

って、断った。

「要らない」じゃなくて、「いいです」って。




つまり、

「欲しいけど、私の気持ちより、今の家の状況を考えると申し訳ないので諦めます」

って、心の中で言っていた訳でした。




で、父は、せっかく買ってやろうと言っているのに、なんで断るんだとカンカンになって怒った。

私の父は、裕福に育ったせいか、欲しいものにはストレートに手を出す。

皮肉なことに、その性格の為に、うちは貧しかった。

父の趣味のカメラやお酒に使って、お金が食費に回ってこないのだ。




育ちの違いって、お金の使い方にも、すごく反映される。

なので、私の家計に対し思いやった答えは、父親には理解されず、へそを曲げた父は怒り、怖くて私は身を縮めた。

なんか、こんなことばかりしてきた。




大学の進路を決定する時も、本当は美大に進みたかったけど、美大はお金がかかるので、資格が沢山取れて、卒業後食いっぱぐれのない教職資格の取れる大学に進んだ。

(奨学金とアルバイトで大学に行きました。

今ほど、大学の授業料は高くなかったし、私の進んだ大学は学費が安かったし)

でも、思い返すと、両親に反対されて、そういう風に進路をきめたわけではない。

私が自ら決めたのだ。




きっと両親二人とも豊かに育ったから、私が美大に行きたいと言えば、いいよって言ってくれていただろう。

私のしたいことに対して、反対する両親ではなかったから。

自分で稼いで行きなさいとは言うだろうけど。

自分の性格や判断には、ものすごく後悔しているけれど、このような自由な育て方に対しては、本当に両親に感謝している。



そんな風に、親に対して感謝の心を持っていたとしても、やはり、幼いころに母から受けた心の傷・・・私がお腹を空かせてさびしくて叫んでも来てくれなかった記憶・・・によって、こんなにも人間の性格は影響される。

まあ、他にも似たような経験が繰り返しありましたが。




で、そんな自分のネガティブな性格の状態の作られた理由を知った時、すごく腑に落ちました。

自分の性格が出来上がった理由さえ分かれば、それを変えるのは比較的簡単だから。




とはいっても、本当に小さいころからの思い癖で、かなりしぶといものですが。

(一般的に、時間がたてばたつほど、習性を変えるのには時間がかかります)




自分の奥底にある心の傷に気が付いて、意識をして、癒し続けて

「したいことをする前からあきらめる癖、欲しいものをトライする前からあきらめる癖」

そんな性格は、改善された私でした。



じゃなくちゃ、今頃は、したくない仕事に就いて、このブログを書く時間はなかったでしょう。

基本的に私は、会社に属していないと不安感を抱く人だったのです。

でも、変える決意と努力さえあれば、人間の性格の傾向って変えられるのです。


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